おむつケーキの作り方の手順0:手洗い

おむつケーキの作り方の手順0:手洗い
手は石鹸を使い、1分以上しっかりと手洗いをしましょう。

おむつケーキの作り方の手順0:専用作業着を着用

おむつケーキの作り方の手順0:専用作業着を着用
手を洗った後、マスク、手袋、帽子を装着する。

■おむつケーキの作り方の手順1:おむつをセロハンに入れる

おむつケーキの作り方の手順1:おむつをセロハンに入れる
おむつの内側に触れないようにして、1枚ずつを透明のセロハンの袋に入れます。

[所用時間]5分

※ポイント
 なぜ、1枚ずつセロハンの袋に入れる必要があるのかと言いますと、
 理由は2点あります。
 1、おむつは大変吸湿性に優れておりますため、外気に触れると空気中の水分を吸って使用できなくなってしまうのを防ぐためです。
 2、おむつが、お花などに触れないようにするためです。
   赤ちゃん用品のホルマリン規制は大変厳しい法規制があります。
   時々、むき出しのおむつやベビー用品がお花に直に触れているおむつケーキを販売しているお店などがありますが、そんなこと、絶対にやってはいけません。

■おむつケーキの作り方の手順2:おむつを丸める

おむつケーキの作り方の手順2:おむつを丸める
力を入れすぎないよう優しく丸めます。

[所用時間]5分

※ポイント
 おむつは赤ちゃんが使用する大変デリケートなものです。
 そのため、力を入れて丸めると、使用する際に形が戻りにくく
 なります。
 優しく赤ちゃんを抱っこするつもりで、おむつに触れましょう。

■おむつケーキの作り方の手順3:周囲を和紙で包む

おむつを立てて並べた後、周囲を和紙で丁寧に包みます。
おむつケーキの作り方の手順3:周囲を和紙で包む

[所用時間]15分

※ポイント
 和紙には、裏表がありますので、決して間違えないようにしましょう。
 この際、継ぎ目が目立たないよう気を付けます。
 そして、崩れないようしっかりと、止めましょう。

■おむつケーキの作り方の手順4:きれいな円形に整える

おむつケーキの作り方の手順4:きれいな円形に整える
上部を和紙で固定し、上から見下ろした際にきれいな円形になるよう、丁寧に包みます。
そして、周囲をもう一度、レースリボンで巻くことで、外からおむつが見えにくくなります。

[所用時間]20分

※ポイント
 円形にする際、周囲のレースリボンや和紙となじませるように丁寧に作ります。
 この段階で、真っ白なクリームケーキに見えるよう、粗い個所が見えておりましたら、そこを全て修正します。

■おむつケーキの作り方の手順5:小物と飾り付け

おむつケーキの作り方の手順5:小物と飾り付け
リボンは1つずつ丁寧に手作業で作ります。
左右の長さがいびつにならないよう、それぞれのリボンの大きさが違わないよう気を付けて制作します。
そして、パールを付ける際は、その中を強度の強い透明の糸でしっかりとつなぎとめ、
かつ1つ1つはおむつケーキの側面にしっかりと固定します。

[所用時間]25分

※ポイント
 安いおむつケーキが、ちまたにあふれておりますが、
 安いものは安いなりの理由があります。
 それは、制作の手間を省くからです。
 しかし、赤ちゃん用品を使用した出産祝いの
 ギフトとしてのおむつケーキに、手抜きは許されません。
 時間と手間はかかっても、しっかりと丁寧に作りましょう。

■おむつケーキの作り方の手順6:ベビー用品をセロハンに入れる

おむつケーキの作り方の手順6:ベビー用品をセロハンに入れる
この段階で、スタイなどのベビー用品を取り出し、セロハンの袋に詰めます。

[所用時間]10分

※ポイント
 よくベビー用品を、野ざらしで放置しながら、おむつケーキを作っているところもあるそうですが、
 そんなこと絶対にあってはいけません。
 ベビー用品は、しっかりと封をした箱の中にしまい、制作に使用する直前に取り出して、
 セロハンの袋に入れます。
 手間がかかりますが、ベビー用品を扱う以上、当然のことです。

■おむつケーキの作り方の手順7:ベビー用品の配置

おむつケーキの作り方の手順7:ベビー用品の配置
ただ、適当に並べれば良いというわけではありません。
各部材の配置を決める際は、各部材がどの方向からもしっかりと見えるよう計算し、
距離も計測の上、固定いたします。

[所用時間]20分

※ポイント
 おむつケーキの一番多い失敗例は、配送時に部材が崩れてしまうことです。
 それを防ぐため、しっかりと固定する必要があります。
 ただ、その際も金具などは使用しません。